会員Q&A | 皮膚科領域における光線療法の普及と推進する特定非営利活動法人 皮膚科光線療法推進の会(PMDTA)

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尋常性白斑

尋常性白斑はいわゆる「しろなまず」といわれる皮膚の色が白く抜ける病患です。原因は未だにはっきりとしておりません。皮膚に存在するメラノサイトという色素を産生する細胞がうまく働かなくなった状態を指します。

いくつかのタイプが存在しており、それぞれのタイプに応じた治療法を選択する必要があります。光線療法ではナローバンドUVB(ユーヴィビー)療法やエキシマライト療法や1mmミニグラフトなどの手術療法など最先端な治療が行われています。

汎発型

全身に白斑ができてくるタイプで特に摺れる場所(肘や膝などに)多いとされています。拡大を防ぐために刺激を避けることが重要になります。強い日焼けをしたり、常に同じ場所を擦るようなことをしていると白斑が出現してくることがあります。

治療としては光線療法がもっともよい適応になりますが、拡大が止まったものに関しては一部で手術の適応になることもあります。

分節型

神経の走行に沿って出現してくるタイプです。小児期に出現してくることが多く、難治といわれています。光線療法への反応は、他の型に比べると比較的悪く、手術治療の適応になることがあります。

限局型

上記の汎発型、分節型いずれにも分類されないものです。海外ではさらに細分化することもあります。治療への反応は比較的よく、外用剤での治療で反応がみられることも多いタイプです。

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